人生のイベントを病院で

私は昨年、いつになく病院のお世話になりました。人生で重要な2つのイベントが、立て続けに起こったからです。

一つ目は、初めての出産です。帝王切開だったため事前に入院し、不安な一夜を過ごしてから手術で息子を取り上げて頂きました。待合室で待っていた主人は、息子がタオルに包まれて連れて来られると、感動で涙を流していました。

出産から退院までの1週間は、同室の新米ママたちとワクワクソワソワする気持ちを共有したり、我が子との授乳タイムに幸せを噛み締めたり。両親も駆け付けてくれて、幸せ一杯の時間でした。

二つ目の出来事は、それからわずか半年後、母を病気で亡くした時です。出産時には駆け付けて涙目で喜んでくれた母が、急な病気で亡くなってしまいました。入院してからの1ヶ月は、家族が交代で付き添い、私も赤ちゃんを抱いて通いました。母が日に日に弱って医療機器をたくさん取り付けられてゆく過程を見ながら過ごした病院は、半年前とは真逆で辛く悲しい思い出です。

人が生まれて亡くなってゆく過程を短期間で目にすることになり、悲しい思いも強いですが病院でとても多くのことを学べたと思い、感謝しています。